こどもこそだてきょしゅつきん子ども・子育て拠出金
更新日 2026-10-14
厚生年金保険の被保険者を使用する事業主が、児童手当などの費用の一部として全額負担するお金です。従業員の給与からは控除しません。
子ども・子育て拠出金は、厚生年金保険の被保険者を使用する事業主が、児童手当の支給に要する費用などの一部として負担するお金です。事業主が全額負担し、被保険者の負担はありません。そのため、給与や賞与から控除しません。
計算のしかた
拠出金の額は、被保険者一人ひとりの厚生年金保険の標準報酬月額と標準賞与額に、拠出金率をかけた額の総額です。
- 拠出金率は、令和8年度(令和8年4月1日から)は0.36%です
- 賞与にかかる分は、厚生年金保険と同じく標準賞与額の上限が1か月あたり150万円です
- 健康保険ではなく厚生年金保険の標準報酬月額を使うので、上限は厚生年金の32等級(65万円)です
子ども・子育て支援金との違い
名前が似ていますが、別のものです。
| 子ども・子育て拠出金 | 子ども・子育て支援金 | |
|---|---|---|
| 負担する人 | 事業主のみ(全額) | 事業主と被保険者(基本的に半分ずつ) |
| 計算のもと | 厚生年金保険の標準報酬月額・標準賞与額 | 健康保険の標準報酬月額・標準賞与額 |
| 給与から控除 | しない | する |
事務担当者のポイント
- 給与計算の控除額には入りませんが、会社の負担額を見積もるときは、厚生年金保険料の会社負担分とは別に拠出金も見込んでおきます
- 計算のもとは厚生年金保険の被保険者の標準報酬月額・標準賞与額です。厚生年金保険の被保険者でない人(70歳以上の人など)の分は含まれません
- 拠出金率は年度ごとに確認します(令和7年4月分〜令和8年3月分も0.36%でした)
よくある間違い
- 子ども・子育て支援金と混同して、従業員の給与から控除してしまう
- 健康保険の標準報酬月額で計算してしまう
出典
確認日 2026-10-14
- 日本年金機構「厚生年金保険料額表(令和8年度版)」
- 協会けんぽ「令和8年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表(東京支部)」
- こども家庭庁「子ども・子育て支援金制度について」(事業主向けリーフレット)