こうせいねんきんほけんりょう厚生年金保険料
更新日 2026-10-14
厚生年金保険の被保険者が給与と賞与から納める保険料です。標準報酬月額(賞与は標準賞与額)×18.3%で計算し、事業主と被保険者が半分ずつ負担します。
厚生年金保険料は、標準報酬月額×厚生年金保険料率(賞与は標準賞与額×料率)で計算し、事業主と被保険者が半分ずつ負担します。料率は段階的な引上げが平成29年9月で終わり、18.3%で固定されています(一般・坑内員・船員の被保険者。厚生年金基金の加入員は別の率)。料率は全国共通で、都道府県による違いはありません。
標準報酬月額と上限
厚生年金保険の標準報酬月額は、1等級88,000円から32等級650,000円までの32等級です。健康保険(50等級)とは等級の数も上限も違うので、同じ人でも健康保険と厚生年金で標準報酬月額が異なることがあります。
賞与は標準賞与額×料率で、標準賞与額は1か月あたり150万円が上限です(同じ月に2回以上払ったときは合算)。
いつからいつまで
- 資格を取得した月の分から、資格喪失日が属する月の前月の分までかかります
- 70歳になると厚生年金保険の資格を失い、保険料は70歳の誕生日の前日が属する月の前月分までです(健康保険は75歳まで続きます)
- 給与から控除するのは前月分の保険料で、会社負担分とあわせて翌月末までに納めます
事務担当者のポイント
- 被保険者負担分は「標準報酬月額×料率÷2」で、円未満は50銭ルールで処理します
- 日本年金機構の「厚生年金保険料額表」で、等級ごとの折半額を確認できます
- 事業主は、これとは別に子ども・子育て拠出金を全額負担します
- クレバー給与計算は、健康保険と厚生年金の標準報酬月額を別々に持ち、保険料を計算します
よくある間違い
- 標準報酬月額が65万円を超える人に、健康保険の標準報酬月額で厚生年金保険料を計算してしまう
- 70歳になった人から控除を続ける
- 賞与の上限を健康保険と同じ「年度累計573万円」で考えてしまう
出典
確認日 2026-10-14
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 日本年金機構「厚生年金保険料額表(令和8年度版)」
- 日本年金機構「保険料の計算方法について」
- 日本年金機構「従業員が70歳になったときの詳細説明」
- 日本年金機構 Q&A(75歳の役員と社会保険の手続き)
- 日本年金機構「月の途中で入社したときや、退職したときは、厚生年金保険の保険料はどのようになりますか」
- e-Gov法令検索「厚生年金保険法」第9条・第14条・第19条・第81条